高須地区社会福祉協議会が毎年1回行っている日帰り研修、今年度は

昨年九州北部豪雨で大きな被害を受けた朝倉市を訪れました。

梅雨時期とは思えないくらいの好天に恵まれました。

小石原から朝倉へと進んでいくと、バスの窓から見える景色が

痛々しいものへと変わっていきます。山肌が削られているところ、

ブルーシートに覆われているところ、倒れた木がまだそのままになっていたり

河川には土嚢が並べられていて、今後大雨が降らないことを祈るしかない感じでした。

1年経った今でも被害のすさまじさを物語る当時のままの建物が点在していて、

現地の方々の恐怖が伝わって来るようでした。

 

廃校となった「松末小学校」を訪ねました。門柱は濁流にのまれ、遠く佐賀県の

白石町に流れ着き、廃校式に佐賀から松末小学校の元の場所に戻されたという

話を高須地区の方が披露してくれました。

 

職員室には泥だらけになったコピー機が置かれたままになっていました。

 

TVニュースで黄色いハンカチが揺れる光景を何度も目にしましたが

このハンカチは地域の方、ボランティアの方などが思い思いに

メッセージを書き込んでおられ、1枚1枚読み進むと涙が出そうになりました。

通学路の脇に仮設小屋を建てて行方不明になっている奥様の捜索を続けておられる

男性が偶然声をかけてくださり、話を伺うことができました。

笑顔の素敵な方でした。

 

三連水車も復旧して二日後の稼働に向け、準備を整えている状態でした。

水をたたえた水車を見ることができず、残念でした。

すぐそばの藤井養蜂場で、被害の日の様子を記録した動画を見せていただき

被害の状況などの説明を聞くことができました。

25万匹のミツバチが全滅したそうですが、みなさんの努力で以前と

同じように営業ができているそうです。

午後は大刀洗記念館を訪れ、世界で唯一現存する「零戦三二型」の展示や

当時の映像の記録を通して、「戦争の悲惨さ」「平和の大切さ」を

改めて考えさせられました。

今年度も無事に研修を終えることができました。

「想定外の災害」「平和の大切さ」を再認識する研修となりました。