「あの日を振り返って(聞く)~7月豪雨の体験より~」を 錦町市民センターにて開催しました!

2018.09.21

 

現在、錦町校区では錦町校区小地域福祉活動第一次計画(「錦町しあわせ計画」)を推進しており、重点実施項目の一つに“本当に役立つ災害対策”をあげています。

(詳しい「錦町小地域福祉活動計画」については、6月22日掲載記事をご覧ください)

 

“本当に役立つ災害対策”の一つとして、錦町市民センターと連携し生涯学習市民講座 

にしき散歩「あの日を振り返って(聞く)~7月豪雨の体験より~」を開催しました。

 

まず、十塚館長のあいさつ☆彡    

「錦町校区は、7月6日の豪雨で大きな被害があった地域と被害がなかった地域がありました。だけど、みなさん不安な日々を過ごしたのではないでしょうか。この記憶が新しいうちに災害、災害の恐怖、防災・・・他人ごとではなく、自分たちの事としてもう一度考え直し、あの日を共有したいと思います。今日はよろしくお願いします。」

 

続いて、手島校区社協会長より☆彡

「災害が起きそうなとき、消防署から避難準備・高齢者等避難開始や避難勧告などのメールが、夕方の忙しい時間や深夜など時間に関係なく来ます。そしてそれが解除になった時、また時間に関係なく来ます。ここ最近はとても多いと感じています。

昭和28年の水害を体験しました。その時は山津波、今でいう土石流、土砂災害で広石地区の被災者の自宅にあったノートや教科書、家財などが土砂に埋もれ『全てを失う、失ってしまう』と感じました。この実体験を通じて感じたことを忘れずに、今後の防災活動に活かしていきたい・・・」

 

宮村地区民児協会長より☆彡

 「その日、準備情報の連絡が手島会長からありました。大したことはないだろうと油断していたら、すぐ避難指示が出されました。びっくりして山手にお住いの方にすぐ連絡しました。しかし、三角山と清滝神社から短時間に大量の雨水が流れだし、町内にある“清年神社”と“三宜楼”の坂になっている所が “川”のような状態になっていました。これでは避難できないので、雨が小降りになるのを待ってから避難誘導をしました。山の水路も壊れ、側溝も水があふれ、川のようでした・・・」

   

 菊池民生委員より☆彡

「早朝、ラジオ体操に行きました。始まって約10分、すっごい雨が降り出しました。

気をつけて帰ろうね、と声を掛け合い帰りました。

8時前、ふと外を見ると自宅前の坂が“滝”のようになっていました。

その水も茶色く濁っていて、一瞬で“逃げられない、家にいるしかない”と感じました。

そして、家の中から外を見ると、木切れと石ころの量がものすごいんです、その部分が盛り上がっていて。避難勧告が発令されていましたが、避難出来ない状況でした。

少し雨がおさまって避難出来る状態になり、高齢の母と共に息子夫婦宅に避難し一泊しました。

実際に、家族の中で高齢の母を息子夫婦宅に移動し一泊させましたが、母は「二度と行きたくない」と言い、息子も「二度とくるなよ~(笑)」という結果になりました。

高齢者を移動するときは、身のまわり、例えば移動式トイレを一緒に持って行かなくてはならないなど多くの付属物があり、避難することだけでも大変な手間がかかるということがよく判りました・・・」

  

公園第一町内会の安藤氏☆彡

「昨年度、錦町校区小地域福祉活動第一次計画を策定する中で、もし災害が起こった時、公園第一町内会が孤立してしまうのではないか心配。まずはモデル地区として緊急連絡網を作ってみてはどうか、という話しになり緊急連絡網を作成しました。一軒一軒伺ってお話しを聞き、連絡網を作りました。

しかし、避難したくないと言うかたもいらっしゃる。どうしたら避難してもらえるだろうか・・・」

   

最後は、十塚館長☆彡

「あの日は錦町市民センターに泊まられた方が27名いらっしゃいました。

避難後食べ物を買いに行こうとされた方が多かったが、ハローディは閉まっているしコンビニの商品は少ない状況でした。時間があるなら、食べ物と普段飲んでいるお薬、まくら、ひざ掛けなど持ってこられるといいですね~。

今後、この市民センターの限られたスペースで、避難して来られた方の不安を和らげ、避難しやすいセンターである工夫をし、準備していく事が課題だと感じています。また、韓国からの旅行者が避難して来られました。観光地なので観光客への対応の必要性も感じました・・・」

 

その後、参加者からの質問や、「やっぱり地域の力が大切やね~」「その時の写真を撮って記録しておくといいね」「非常食のおかゆ、そのままでも食べられておいしいよ~」などの意見がありました。

 

当初予定していた人数より多い参加があり、住民の方の災害、防災に関する意識の高さが伺えました。

昨今、各地で災害が起こり、甚大な被害がでています。備えあれば憂いなし!今回の経験をみんなで共有し、いつ起こるか分からない災害に備えましょう!(^^)!

門司区