錦町校区では、昨年度「錦町校区小地域福祉活動計画」を策定しましました。
高齢者の楽しむ場所を作りたい・高齢者がいつでも集える場所が欲しい、との想いから、
この“錦のひろば”サロンを開催する事になりました。
(詳しくは、6月13日掲載『「小地域福祉活動計画」を進めています!』をご覧ください。
今日は、「地酒処田村本店」四代目田村洋文氏をお招きし、日本酒の講話と利き酒を開催します。
秋の夜長、日本酒を頂きながら、参加者同士の親睦が深まればと思います。
(まちづくり協議会担当)
「今日は、田村さんにお酒をいっぱい持って来て頂きました。
酔わない程度にみんなで楽しい時間を過ごしましょう!」
夏原副会長のあいさつで始まります。
「今日は利き酒をするために、日本酒を12種類持ってきました。
昔、日本酒を “さけ”と呼んでいました。酒税法では“清酒”と言います。
今皆さんが飲まれているお酒は、奈良時代に出来たものです。
ではここで、質問です。
お酒全体の売上高の中で、日本酒が占める割合はどのくらいだと思いますか?
正解は6%です。
参加者:少な~い!
“大吟醸”と名前のついたお酒はこの中の3割。
つまり“いいお酒”というのは全体の2%しかないんですね~
今日はこの2%の中のお酒を持ってきました☆彡
日本酒の歴史や現状について、勉強したあとは・・・
いよいよ利き酒です☆
まず、日本酒の【甘辛の飲み比べ】から始まります。
甘い、辛いを示す表示として、甘口は(-)マイナス
辛口は(+)プラスで表します。
今日は日本酒度マイナス12(甘口)とプラス18(辛口)を持ってきました。
この違いが分かれば、皆さんの舌はバッチリです^^
いかがでしょうか???違いは分かったでしょうか???
次は、【精米歩合の飲み比べ】、【秋の酒の飲み比べ】へと進みます。

いつも以上に会話が弾みます♪
最後は、【地元の酒のご紹介】
猿喰の酒造米「吟のさと」で作ったお酒、「猿喰1757特別純米酒」を頂きました。


サロン終盤、錦町校区社協 手島会長も駆けつけ、共に過ごしました☆彡
その他、火入れ酒と生酒の違いや燗のつけ方など日本酒を愉しむための情報も教えて頂きました。
日本酒の原料のお米は、食べるお米と違うそうです。
食べるお米の王様は、こしひかり(新潟県)。お酒にいいお米は山田錦。
この山田錦、生産量日本一は兵庫県、福岡県は全国第3位!!!
酒蔵の数は、福岡県全国第6位で55軒あります。
なのに・・・
福岡県の人が福岡県のお酒を飲む割合はたったの2割(涙)
もっと福岡県のお酒を飲んでみませんか???
「百薬の長」とも言われるお酒の力が緊張感をほぐし、終始和やかな雰囲気のサロンとなりました。
みんなとお喋りして笑って・・・楽しい時間を過ごすことが健康づくりにもつながります。
ぜひ“錦のひろば”サロンに参加してみませんか?
申込み・お問い合わせは、錦町公民館:☎321-2947まで
みなさんの参加をお待ちしています☆
今日は田村氏をはじめ、校区役員のみなさん、ありがとうございました。
参加された皆さん、お疲れさまでした。